卒業作品

ひずるしい未来へ

  • 日本建築学会近畿支部主催 「第72回卒業設計コンクール」入選
  • KASD卒業設計制作2018優秀賞

Concept

社会復帰したい引きこもりの方々が、復帰のためのリハビリを行える更生施設を提案する。 「農業」というものをベースに、生活改善と共に将来的な就業機会をも確保することを目指した施設を、静岡の自然豊かな片田舎のまち、引佐町田沢に計画した。 「ひずるしい」とは静岡県の遠州地方で「輝かしい」という意味を示す方言である。 自らの足でカーテンの閉め切られた暗い部屋を出て、自然の中で自分を見つめ直す機会を持つことを選択した彼らには、ひずるしい未来へと通じる入り口が必要なのである。

清水 梨帆Riho Shimizu

青木一成建築設計研究室
2018年3月卒業
浜松湖東高校(静岡県)出身

無人島と 棲む処

  • KASD卒業設計制作2019最優秀賞

Concept

瀬戸内海の「黒島」という無人島に滞在し、その現状や環境を体験して、無人島での建築のあり方を考察した。 ライフライン等がなく、日常から切り離された島にシェルターを建て、無人島の生活を体験する場、そして自然現象・現状を可視化する場を計画した。 人工物である建築を自然のルールに従って構成していく。 無人島には建築は必要ないかもしれないが、私自身が経験した無人島での生活、大自然の魅力、ゴミ問題などを建築を通して表現できるのではないかと想い描くようになった。 ここでの生活は人々に日常のありがたみを実感させ、自然と生きていることを再認識させてくれると思う。

岩田 美紅Miku Iwata

長谷川健吾建築設計研究室
2019年3月卒業
川越高校(三重県)出身

混沌という名の秩序 ~大阪市役所新築計画~

  • Diploma×Kyoto Day3 選抜作品
  • 近代建築 2020年6月号掲載

Concept

大阪にとっての魅力とは、混沌の風景ではないかと思う。例えば市場。一見何も考えずにつくられた風景。だがどうしたらモノが売れるようになるのか。 周りの店とどうしたら共存していけるかといった緻密な計算の上に成り立っているのではないか。 建築家が頭で考えた地域計画ではなく、商人たちが生きるために生まれてきた知恵が親しみのあるなんとも言えない風景を生み出している。 そんな混沌でありながら、秩序だっている風景を考えた。

森 遼太Ryota Mori

杏義啓建築設計研究室
2020年3月卒業
登美丘高校(大阪府)出身

馬×小学校 - ホースセラピーによる子どもと引退馬のための新しい居所 -

  • 日本建築学会近畿支部主催 「第75回卒業設計コンクール」入選

Concept

社会問題となっているいじめ問題。2019年に報告されたいじめ認知件数は『612,496』。この問題を解決できないか。滋賀県栗東市の栗東トレーニング・センターでは年間、7,000頭の馬が生まれ、育てられている。 競走馬として注目される馬がいる一方で印単する馬は5,000頭。引き取り手がおらず処分されることもある。ホースセラピーは、いじめ・不登校になった児童の精神面に効果があるとされる。 そこで、いじめ問題解決の一つとして、栗東市にある『栗東市立金勝小学校』の移築計画を提案。 「馬とともに過ごす小学校」として、児童と馬が関わり合うことで、いじめ・不登校問題の解消へと繋げる。

廣田 明日香Asuka Hirota

長谷川健吾建築設計研究室
2021年3月卒業
長浜高校(滋賀県)出身

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