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南あわじ市福良地区で開催された「津波防災フォーラム」に学生が参加しました。

小森博之建築設計研究室に所属する村上裕康さん(建築学科4年生)と、同研究室所属の学生3名が南あわじ市福良地区公民館で開催された「津波防災フォーラム」(主催:福良地区防災フェスタ実行委員会)に参加しました。

村上さんは「南あわじ市福良地区の津波防災」をテーマに卒業設計研究を行っており、現地調査に行く中で今回のフォーラムに参加する機会をあたえていただくことになりました。

会場となった公民館1階に福良地区の防災津波模型を展示し実演ができるようにセッティング。模型は約1ヵ月の製作期間をかけて2500分の1で福良の地形と建物の分布を表現し、大津波発生時の浸水の様子を疑似体験するものになっています。
村上さんは福良の津波防災に少しでも協力できればという思いを込めてこの模型を製作し、展示と実演を通して津波に対する危機感を高めていただければと語っていました。

フォーラムでは東日本大震災の語り部シンポジウムや兵庫県立大学と舞子高校による防災劇、身近なものを使った防災グッズの製作体験や防災食の調理や試食会なども行われていました。

小森ゼミの学生メンバー

フォーラムの企画運営を実行された兵庫県立舞子高校の環境防災科の生徒の方にもご覧いただきました。

模型に津波に見立てた水を流し、浸水の様子を見てもらいます。

また、読売新聞(朝刊)[9月4日(月)付] で今回の取り組みが紹介されました。(下記左記事参照)

フォーラムに参加することで、あらためて防災に対する意識を個々人が高めて行かなくてはならないと感じました。

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