このたび、株式会社「木の家専門店谷口工務店」主催の2023年度「木の家設計グランプリ」に建築科２年生の真貝明香里さんの作品が入選、特別賞である「ビルダー賞」を受賞しました。おめでとうございます。

作品名『柔軟なくらし』

計画地は徳島県の中部に位置する神山町。東京や大阪のベンチャー企業をはじめ、数多くのサテライトオフィス誘致に成功した同町は地方創生の聖地とも言われています。企業誘致の恩恵を受け、都会からの移住者も年々増えていく同町は、今年度の設計テーマである「リモートハウス – 風景と調和する家」にフィットした計画地です。

夫婦と3人の子どもたちが暮らすことを想定した木造平屋住宅。縁側や土間など周囲の自然を感じることのできる日本の伝統家屋の要素が取入れられています。中でも家族の生活スタイルに合わせて用途変更を可能とする「続き間」（間仕切りの襖や障子を取り外すことで隣り合う部屋をひとつの大部屋にできるつくり）の要素を取り入れた子ども部屋のレイアウトが特徴です。詳しい設計主旨に関してはこちらをクリック

9月30日（土）に滋賀県立美術館で行われましたグランプリの様子はYoutubeでライブ配信されました。