Topics

[小林康夫・建築ワークショップ研究室] 京都伝統工芸館での建築・環境の再生提案展示 2021年のテーマ「色々な想い再生」

京都建築大学校・「小林康夫・建築ワークショップ(ゼミ)」では、京都伝統工芸館において、「色々な想い再生」というテーマで再生提案展示を行いました。

 

新型コロナウイルスの影響で従来の暮らし方や働き方に疑問が生まれ、住宅も、人それぞれが考える多様な機能を持った器に変わりつつあり、ヒューマンなコミュニケーションを求められる芽生えも感じられる時期でもあります。
6人のゼミ生がそれぞれの想いを、選択された地域、環境、建築に移植し、色々な未来への夢と形を建築コンセプトとして提案する機会としました。

「伏見港再生と親水環境の創造」
「待機児童のためのハウス再生」
「ヤマト屋敷デパートの経路空間による再生」
「廃校の高齢者ハートフル再生」
「分水嶺公園での水環境と和の融合再生」
「アーティストへの想いの舞台ビジュアル再生」

モデルとA-1パネルのコンセプトワーク で、展示は10月15日(金)から10月23日(土)まで京都伝統工芸館の4階のホールで行われました。

再生プレゼンテーション発表と講評は10月23日(土)15:00より、現近畿大学准教授、京大卒、パリ建築学校、ラ・ビレット校出身の 垣田博之先生に講評して頂きました。
プレゼンテーション前に垣田先生の「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」という城崎温泉にある旧消防署のホテルへのコンバージョンプロジェクトをご紹介いただきました。
客室からメッシュ外装を通してみる風景と山田画伯の客室内の障壁画のシンクロする様の美しいお話でした。

学生の作品に対しては、丁寧に作られた作品と、練習を重ねたプレゼンテーションに感動しましたとの総評でした。
昨年卒業の先輩も交えて、意見交換しながらの楽しいひと時でした。

垣田先生と昨年卒業ゼミ生と一緒に

 

垣田先生の「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」の紹介、円山川の霧に抱かれたアネックス

 

 

「BENKI DE TAIKI」のプレゼンテーションと作品

 

伏見港と親水環境の再生モデル

 

 

作品パネル「おもいこ」/「meguroutes」

 

 

作品パネル 「和」/ 「PURE」

 

 

過去再生展示作品

資料請求
Open Campus