卒業制作2次審査(プレゼンテーション)が3号館ホールで行われました。
2月14日(火)京都建築大学校では、2022年度の「卒業制作2次審査」が7号館・新谷記念ホールで行われました。2次審査は1次審査を通過した16作品のプレゼンテーションです。
プレゼンテーションは各自5分間の持ち時間内で作品のポイントを伝えます。その後、審査員からの鋭い質問にも答えていきます。
昨年の12月からゼミに所属された3年生は、来年度の卒業制作に向けて、手描きのスケッチやスマートフォンで動画を録画したりと、先輩たちの説明に集中して耳を傾けていました。
13時から17時の4時間にかけて全員のプレゼンテーションが終了後、最終審査が行われ、30分後に結果が発表されました。
【審査結果】
◇最優秀賞
奥野 楓子 [川北英建築設計研究室] 鳥羽高校(京都府)出身
作品名:「暮らしの記憶」
水谷 萌 [長谷川健吾建築設計研究室] 佐賀北高校(佐賀県)出身
作品名:「白砂青松―虹の松原再生保全プロジェクト―」
◇優秀賞
恒川 千晶 [小林康夫建築再生ワークショップ] 四日市工業高校(三重県)出身
作品名:「無価値を許す」
髙山 竜詠 [杏義啓建築設計研究室] 南安曇農業高校(長野県)出身
作品名:「人を憶ふ、千里ニュータウンの孤独死とメモリアリゼーションについて」
◇佳作
古島 茉実 [小林康夫建築再生ワークショップ] 南砺福光高校(富山県)出身
作品名:「カラクリ」
原嶋 瞭汰 [杏義啓建築設計研究室] 八女高校(福岡県)出身
作品名:「水と人のかかわり方 堤防により経たれた繋がりの再編」
石橋 杏虹 [杏義啓建築設計研究室] 静岡県立科学技術高校(静岡県)出身
作品名:「無垢日」
松口陽和里 [杏義啓建築設計研究室] 洛西高校(京都府)出身
作品名:「京、町家を残す 次世代へ繋ぐ文化」
喜治ジャンリュックガブリエル佳那大 [北岡建築文化研究室] 相生学院高校(兵庫県)出身
作品名:「風を見ること ~大阪を照らす空の森~」
岩坪 敬汰 [長谷川健吾建築設計研究室] 清風高校(大阪府)出身
作品名:「海を、こころの風景を取り戻す」
◇奨励賞
上 恵悟 [川北英建築設計研究室] 兵庫県立尼崎高校(兵庫県)出身
作品名:「園部駅前再開発」
武田 直人 [川北英建築設計研究室] 桐光学園高校(神奈川県)出身
作品名:「本と共に成長する」
一次 優志 [杏義啓建築設計研究室] 鳴尾高校(兵庫県)出身
作品名:「ぶらぶら図書館」
辻村 白陽 [杏義啓建築設計研究室] 北嵯峨高校(京都府)出身
作品名:「猫の光と影 ネコの癒しと殺処分歴史を伝える」
池田 幸樹 [長谷川健吾建築設計研究室] 奈良朱雀高校(奈良県)出身
作品名:「奈良の組物ホテル―滞在型観光地に繋がるコンテンツの建設―」
宮本 菜摘 [長谷川健吾建築設計研究室] 夢野台高校(兵庫県)出身
作品名:「街の延長戦―六甲山森林セラピーロード―」
今年は最優秀賞に2作品ノミネートされるなど、クオリティの高い作品が揃い、川北校長も「審査員が変われば審査結果も違った」とコメントを残されるほどでした。
学生のみなさん、本当にお疲れ様でした。