京都建築大学校エキスパートコースの校外学習
京都建築大学校エキスパートコースの校外学習:神戸の竹中大工道具館と兵庫県立美術館見学
2024年7月2日、京都建築大学校エキスパートコースの学生たち29名は、神戸市にある竹中大工道具館と兵庫県立美術館を見学しました。校外学習として訪れたこの2つの施設は、それぞれが建築と芸術の魅力を深く感じられる場所です。
竹中大工道具館の見学
まず訪れたのは、新神戸駅のすぐそばに位置する竹中大工道具館です。1984年に竹中工務店が開設したこの企業博物館は、「ものづくりの伝統と革新をつなぐ」というコンセプトのもとに運営されています。公益財団法人竹中大工道具館によって管理されているこの施設では、日本の伝統的な大工道具や技術が展示されており、学生たちはその歴史と技術の進化を学ぶことができます。
館内では、実際に使われていた大工道具や作業の様子を再現した展示があり、学生たちは大工の職人技術に触れ、ものづくりの奥深さを実感。
また、展示を通じて日本の建築技術の変遷や現代における革新についても理解を深めることができました。
兵庫県立美術館の見学
竹中大工道具館を見学した後、昼食を挟んで次に向かったのは兵庫県立美術館です。
この美術館は、世界的に有名な建築家、安藤忠雄氏によって設計されたもので、氏が手がけた美術館建築の中でも国内外で最大規模を誇ります。
美術館の2階には、安藤忠雄氏が手掛けた建築模型や書籍が展示されている「Ando Gallery」があり、学生たちはその独特なデザインと構造の美しさを間近で感じることができます。
模型を通して、安藤氏の設計哲学やクリエイティブなプロセスについても学び、建築に対する新たな視点を得ることができました。
この校外学習を通じて、学生たちは建築と芸術の世界に深く触れる機会を得たと思います。
竹中大工道具館では伝統的な技術の重要性とその進化を学び、兵庫県立美術館では現代建築の巨匠、安藤忠雄氏の作品に直接触れることができました。
今回の見学は、学生たちの学びを豊かにするだけでなく、彼らの将来のキャリアにおいても貴重な経験となることでしょう。
皆さん、これからも頑張っていってくださいね!!