本校・上島均建築設計研究室（※以下、上島ゼミ）では、ゼミ課外活動の一環として「みんなの茶話会」に学生が参加しています。

みんなの茶話会は、本校教員の上島均先生が会長を務める「平等院表参道まちづくり協議会」の月例会で、月に一回京都府宇治市で地域の方々が中心となって開催されています。

この会に、本校・上島ゼミの学生が参加しています。

ここでは、『平等院表参道の未来像や改善点』等を議論したり、「交通」「災害」「景観」など毎月異なるテーマで討論が行われます。

先日6月21日（金）に開催された『第12回みんなの茶話会』では、上島ゼミの学生がフリーディスカッションにグループ長として参加し、討論をとりまとめたり、グループ発表も行ってくれました。

少しですが、その様子をご紹介させて頂きます。

◆会場の雰囲気です

◆地域の方々と学生とのディスカッションの様子です

◆グループ長の学生たちが意見をとりまとめ発表してくれています

このように、実際にまちづくり協議会に参加することで、「建築と地域が密接に関わりあっている事」や建築士として、仕事をする上で「地域性」を考慮できる事の大切さを学ぶ機会にもなっています。

上島均建築設計研究室（ゼミ）のテーマは、「地域性」です。

このテーマに基づき、学生達は実際の地域におけるまちづくりの現場に参加し、その調査や研究の場に携わり、地域の方たちとの討論の場に参加することで社会の中で起きている課題や地域との関わりの大切さを学んでいきます。

また、このような参加型の実践的な学びを通じて、地域の方たちの力になるという事の意味を考え、自分自身の将来像である、建築士としてのあり方を考える機会にもなっています。