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【小林康夫・建築再生ワークショップ研究室】建築・環境の再生提案展示 in 京都伝統工芸館

京都建築大学校 KASD「小林康夫・建築ワークショップ(ゼミ)」では、京都伝統工芸館において、第5回目の再生展示を行いました。ゼミ学生の創作意欲向上や、想いとビジュアルの整合、ワークショップ的な協業を目指しての、モデルやパネル表現での再生展示です。

今年2022年度は「にぎわいを生む仕掛け再生」というテーマで、コロナ時代、置き去りにされていたパブリックを取り戻し、再構築する仕掛けづくりの試みを、12名の学生が二人一組での作品提案に取り組みました。

10月15日から23日までの実質1週間の展示期間と、10月20日の学生プレゼンテーション、谷地建児氏(株式会社竹中工務店 大阪本店設計部 設計第1部長)との意見交換、および講評を頂きました。

今年はゼミ生供出の賞金による入賞者を選出、優秀賞には恒川さん、高田さんによる「自然でつくるむら」、他2点の入賞でした。合わせて安藤さんの直筆サイン入り書籍やTAKENAKA DESIGN WORKS等の副賞で建築により関心をもって頂く願いを込めました。谷地氏から最後に、「色々なテーマに沿った再生の試みが興味深く、卒制前の素晴らしい創作提案経験ができ感動しました」との総評を頂きました。


前列左から4人目、講師の谷地建児氏


優秀賞 スキー場跡地の斜面利用再生 ルーフを構成する三角形の意味が問われました。

 

 
努力賞 富山市の横断陸橋を起点とした地域再生、ケアハウス、保育園、図書館、店舗が横断陸橋を渡る経路を共有しています。

 

 
期待賞 鴨川中座 昔にぎわいのあった鴨川河原に歌舞伎小屋を再生、自然発生的な川の両岸を渡す芝居小屋ボリュームのあり方に議論がありました。

 

 

 
左上 青垣町の空き家のサウナ村再生   右上 団地への茶室カルチャーデリバリー再生
下  森のアクアリウムによる人々の滞留型再生

 

 

 

 

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